不倫をして別居をしていた夫から、420万円の慰謝料を獲得し、短期間で離婚が成立した事例

依頼者　女性　30代　専業主婦

相手方　男性　30代　会社員

子ども　2人

経緯

　結婚して10年以上のご夫婦でしたが、性格の不一致により、夫婦仲はすでに破たんしており、離婚についての話し合いをしていました。当初は話し合いにより離婚をする方針でしたが、話し合いの途中に旦那の不倫が発覚し、条件面の交渉をしたいとのことで、当事務所にご相談に来られました。

当事務所の対応

　不倫が発覚した段階で離婚手続きを一度止めたところ、相手方から離婚調停を申し立てられました。

　相手方は単身赴任をしており、すでに別居を開始していたため、このまま離婚をせずに婚姻費用の支払いを受けることもできました。離婚が成立すると養育費の支払いが発生しますが、婚姻費用と比べると金額が少なくなります。そのことを考慮すると、通常の慰謝料よりも多い金額を請求することが可能でした。

　相手方は当初、養育費の他に解決金として100万円を提示しましたが、依頼者の要望と金額に大きな開きがありました。一方で、相手方の支払い能力も考慮され、調停委員からは400万円前後での和解を勧められました。最終的には420万円の慰謝料の支払いを受けることで決着となりました。依頼から解決までの期間は約2ヶ月での、スピード解決となりました。

結果

　慰謝料として420万円を取得する条件で離婚を成立させました。

所感

　本件では、不倫が発覚しないまま離婚をしてしまう可能性があり、その場合には、これほどの慰謝料をもらうことができませんでした。交渉においては、相手方の支払い能力を考慮し、依頼者にご相談をしながら、妥当な金額で折り合いを付けられたことが、早期解決につながりました。これらについては、弁護士が依頼者様とコミュニケーションを密に取れたことが、結果につながりました。

この記事を書いた人
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代表弁護士　竹田卓弘

春日井市・小牧市・北名古屋市・犬山市の皆様へ 焦らなくてもいいので心の中にひっかかっているもの全てを吐き出していただけたらと思います。弁護士法人竹田卓弘総合法律事務所（春日井市）には、毎月、離婚問題でお悩みの方がたくさん相談に来られます。離婚にまつわる悩みは様々です。1人として同じ悩みはありません。それぞれ込み入った事情を持っておられることと思います。まずは、お気軽に弁護士にご相談ください。春日井市をはじめとする、地域の皆様のお力になれる春日井の法律事務所・弁護士であることを目指します。｜当事務所の弁護士紹介はこちら