DVを繰り返す夫から300万円の慰謝料と基準通りの養育費で調停離婚が成立した事例

依頼者 女性 20代後半 主婦
相手方 男性 30代前半 会社員
子ども 2人
 

経緯

ご依頼者様は4年前にDV被害に関するご相談で当事務所に来られていました。元々、DVで相手方と別居をしていましたが、ご依頼時にはヨリを戻していました。3人目の子どもを妊娠したことをきっかけに、再度、暴力を受け始め、今度こそ離婚をしたいということで、ご相談に来られました。
 

対応

ご依頼を受け、相手方と交渉をはじめましたが、離婚をすること自体はすぐに合意を得ることができました。ただし、慰謝料は一切払わないということや、養育費・婚姻費用について極めて低い要求をしてくるなど、離婚条件に大きく乖離があったため、調停を申し立てることにしました。
 

結果

調停の過程で、双方の親御さんの働きかけで和解の方向性に進んでいき、最終的には離婚の慰謝料として300万円、基準通りの養育費が支払われることで調停が成立しました。依頼から7ヶ月で終結させることができました。
 

ポイント

DVやモラハラ加害者の特徴として、優良企業に勤める会社員の方が多い傾向にあります。外面は良いのですが、いざ家庭内で自分の気に入らないことがあると、相手に対して身体的・精神的な暴力を加えるケースが見受けられます。
当初は慰謝料の支払いを拒んでいましたが、病院の診断書や写真により、暴力を振るわれたことの証明ができていたので、優位に交渉を進めることができ、300万円の慰謝料を獲得することができました。
当事者の親同士で話し合いを進めるケースがよくありますが、最終的な離婚条件で折り合いがつかないケースも多く、かえって問題を長期化させてしまうこともあるので、早い段階から弁護士にご依頼されることをおすすめいたします。
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代表弁護士 竹田卓弘

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