相手が離婚に応じてくれない事例

依頼者 女性40代前半(パート)
相手方 男性40代後半(会社員)
子ども 2人(9歳、7歳)

依頼から解決まで:約10ヶ月
原因:性格の不一致、モラハラ

・経緯

昨年3月にご相談があった。相談時、依頼者は母名義の自宅にて同居中であったが、相手方が単身赴任のタイミングで別居開始となった。
相談後、相手方が離婚に応じなかったため、昨年11月に正式な依頼となった。

・対応

依頼を受けた後、内容証明を出して相手方と協議を行ったが、引き続き離婚に応じなかったため、離婚調停を申立てた。
相手方は調停においても離婚に応じないと頑なであったが、財産分与として預金を半分渡すと伝えたところ、態度が軟化した。
しかし、親権者を決める際に再び争いになり、調停は不成立で終了した。
その後、面会交流を行っていた際「離婚訴訟を提起する」と依頼者が相手方に伝えた。
すると相手方から離婚協議の申し出があり、今年の9月に離婚成立となった。

・結果

養育費として相手方が1人あたり3万5千円/月を支払い、月に1回の面会交流を実施、財産分与として預金の半分を相手方に渡す、という条件で離婚が成立した。
相手が離婚に応じない場合でも、訴訟も厭わない姿勢を見せることで、離婚に応じるケースが往々にしてあります。

The following two tabs change content below.
代表弁護士 竹田卓弘

代表弁護士 竹田卓弘

春日井市・小牧市・北名古屋市・犬山市の皆様へ 焦らなくてもいいので心の中にひっかかっているもの全てを吐き出していただけたらと思います。弁護士法人竹田卓弘総合法律事務所(春日井市)には、毎月、離婚問題でお悩みの方がたくさん相談に来られます。離婚にまつわる悩みは様々です。1人として同じ悩みはありません。それぞれ込み入った事情を持っておられることと思います。まずは、お気軽に弁護士にご相談ください。春日井市をはじめとする、地域の皆様のお力になれる春日井の法律事務所・弁護士であることを目指します。 |当事務所の弁護士紹介はこちら
代表弁護士 竹田卓弘

最新記事 by 代表弁護士 竹田卓弘 (全て見る)

状況別・段階別の離婚相談メニュー

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)離婚したいが、できれば相手と直接話したくない(話をするのが怖い、相手が弁が立つ)
  • 相手に弁護士がついた相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  •  
  •  
  •                  調停を申立てたい
  •  

                  調停を申立てられた