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新型コロナウィルス対策~パートナーと同居の方~
「亭主元気で留守がいい」という諺は、よくご存知だと思います。文字通り、夫婦でいながらも、ご主人が健康でお仕事に頑張っていながらも「留守=自宅にいない」の方がいい、という意味ですね。つまり、奥さんとしては、ご主人に自宅にいて顔を合わせるのが嫌だということです。このようなお二人がご夫婦として続けていくのは難しいと思われがちですが、実際はこのような関係のお二人が夫婦として長続きしているケースは珍しくはないのです。夫婦は愛情で結ばれている、は理想的な関係ですが、中には愛情がすっかり冷めてしまっていて顔を合わせれば喧嘩が絶えなくても、子育て、自営業などの仕事、金銭、親の面倒などなど様々な事情で依存し合って夫婦でいるお二人がいらっしゃるのです。このご夫婦にとっては、「亭主元気で留守がいい」なんでしょう。
しかしながら、新型コロナ禍によって、外出自粛が要請される社会状況において、ご主人が
「普段は会社のオフィスでお仕事していた」 → 「自宅でテレワーク」
「普段仕事後は毎日飲み会土日はゴルフで殆ど自宅を空けていた」 → 「午後7時に帰宅するようになった。土日祝日も家にいる」
「海外などで単身赴任していた」 → 「帰国して国内勤務になり、自宅に戻った」
という変化が生じて、顔を合わせる頻度が増して喧嘩が増えた、というケールもあると思います。
ただ、普段から自分達自身は「仲の良い夫婦である」と思っていたけれども、コロナ禍により、生活パターンの変化により、ストレス(①普段よりもご主人の帰宅時間が早くなって、普段見ていたテレビ番組が見れなくなってしまった、②いつもより早く帰宅するようになったが、自宅にいても自分の居場所がない等)を溜めて関係が険悪になってしまうこともあります。
以上のような流れで、普段の生活で気づかなかった夫婦関係の大きな問題に直面し、婚姻関係を継続させていくことが難しくなってしまうことは、多々あります。
その場合は、パートナーに離婚や別れを切り出す前に、まずは弁護士にご相談してください。離婚を切り出すタイミングや方法、離婚した場合のお子さんとの関係や金銭関係のシュミレーション、相手方の出方に応じた法的手続きなどについてご理解いただけるまで丁寧にご説明させていただきます。
代表弁護士 竹田卓弘
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