内縁関係の解消に関する事例

依頼者 男性 55歳 
相手方 女性 53歳 

 

経緯

3年前から同居を始めたが、籍は入れずに内縁関係。
依頼者が一緒に住むためのマンションを購入したが、喧嘩をして相手方から家を追い出されたため、
弁護士に相談。

対応

自分名義のマンションに相手方が住んでいたため
以下の二点を求めた。

・マンションからの立ち退きと
・光熱費等の返済

結果

その後、相手方にも弁護士が就き、相手方は内縁関係を修復させたいという態度だったが、依頼者は拒否。

すると相手方は、依頼者が有責配偶者に近い立場であるという理由で慰謝料を求めてきた。依頼者が有責配偶者であることは、相手方の今までの主張と矛盾すると主張し、取り下げてもらった。

相手方からマンションを買い取りたいという申し出もあったが、相手方の支払能力に限界があり、まとまらなかった。

相手方は出ていったが、飼い犬がおり、飼育代が毎月2万円かかるとのことで、10年間分の半額を請求してきた。しかし、一緒に暮らしていない犬に対して費用を払うことは難しいと主張し、相手方の弁護士からの説得もあり、120万円を40万円まで減額し、示談した。

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代表弁護士 竹田卓弘

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