子供の大学進学を機に養育費増額を実現した事例

依頼者  女性、50代 会社員 
相手方  男性、50代 公務員
子ども  1人
依頼   2022年3月
解決     2023年4月

経緯

    • 14年前に離婚が成立していた事案。当時は離婚の訴訟を行い、和解での離婚となっていました。
    • 和解の内容に、「養育費として20歳になるまで月5万払うという」「大学に進学する場合は、事前に申し入れることで学費の分担を協議することができる」という和解でした
    • 依頼者は子供が18歳になり大学に進学をしたことを機に、学費の分担をお願いしたいと考えていましたが、元夫への連絡はできていませんでした。
    • 入学から1年が経ち、相手に負担を求めたいということで当事務所にご相談をいただきました。
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  • 対応

    • まずは弁護士が場を取り持ち、話し合いを行いました。しかし折り合いがつかず、調停に移行しました。
    • 調停では調停官も学費負担と養育費の延長を支持しましたが、相手方が了承せず不成立となりました。
    • 最終的に審判に移行し、学費の負担は認められなかったものの、養育費の延長と増額は認められました。
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  • 結果

    大学卒業までの養育費支払期間の延長と、養育費の増額ができました。

    • 弁護士としては、大学入学前に相談いただければ学費負担も請求し、認められた可能性が高い案件だったと考えております。
    • 元配偶者とは面会交流もほとんどできておらず、疎遠になってしまっていました。定期的な面会交流を行い、養育費や学費の相談を切り出しやすい状況を作ることが重要です。
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代表弁護士 竹田卓弘

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