不倫慰謝料請求された事例

依頼者 男性40代後半
相手方 男性40代後半

・経緯

一昨年の12月、依頼者のもとに友人の夫の担当弁護士から不倫の慰謝料請求の内容証明が届いた。請求金額は500万円であった。
依頼者は相手方の妻と高校の同級生であり、非常に親しい友人ではあったが、不倫をしているという事実は一切なかった。

・対応

依頼者としては、仲の良さ故に不倫を誤解をさせるような行動を取ってしまったことに対しては迷惑料を支払う気持ちでいたが、事実ではない不倫を認めるつもりはなかった。
しかし、相手方は「依頼者に不倫の事実を認めさせる」ということに拘っていたため、訴訟を提起してきた。
その後、相手方の頑なな姿勢から訴訟が2年近くに及び、依頼者としては解決金を払うことで早期解決を望んでいた。

・結果

こちらの裁判官への心象が良かったことや相手方の証拠が不十分だったことから、裁判官も相手方に不倫を認めさせることが無理だとした。
その結果、依頼者が不倫を疑われるような行動を取ってしまったことに対する解決金100万円を支払うことで和解した。

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代表弁護士 竹田卓弘

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