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不貞行為の時効が問題となった事例
依頼者 女性 30代後半
相手方 女性 30代前半
依頼から解決まで 約3年
経緯
平成24年に依頼者の夫と相手方である不倫相手と対面し、口頭にて夫に「不倫相手と二度と会わない」ことを約束させる。
しかし、その後の夫の態度を不審に思った妻が平成29年に夫のデジカメのSDカードのデータを復元した所、平成24年以降も不倫相手との関係が続いていたことが発覚し、平成29年8月に慰謝料請求のため依頼を決意。
結果
請求後、夫婦間で離婚の話し合いが行われたが解決せず、その間に離婚の話し合いを進めることになる。
離婚成立後、慰謝料請求の裁判を提起したが、慰謝料50万円を支払ってもらうことで和解が成立した。
ポイント
不貞行為は、不貞が発覚してから3年が時効であるため、SDカードの復元によって判明した平成24年以降の不貞行為について慰謝料請求を行う場合時効が成立するかという問題が生じました。
裁判官による判断の元、依頼人が納得した結果50万円の慰謝料が支払われることになりました。
今回のケースでは慰謝料請求が認められましたが、時効が成立してしまわないように不貞行為は発覚した段階で直ちに弁護士に相談すべきです。
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代表弁護士 竹田卓弘
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