不倫をして家を出て行った夫から、慰謝料300万円と合計月8万円の養育費の支払いを認めさせ、大学の学費の支払いについても合意を得た事例

依頼者 女性 40代前半 専業主婦
相手方 男性 40代前半 会社員
子ども 2名(16歳、7歳)
 

経緯

相手が女性と付き合っており家を出て行き、そのまま行方不明に。
家を出て行く前から、相手側から離婚を求められていたが、子どもが小さかったことを理由に依頼者は拒否していた。
 
夫は実家に戻っており、依頼者の元へ相手方の弁護士から連絡が入ったことがきっかけで当初離婚を拒否していた依頼者が離婚を前提にした協議を決意し、依頼となる。
 

対応

 
・慰謝料(300万円)
・養育費(子ども1人につき5万円。計10万)
・子どもの大学の学費(学費の半分を支払う)
 
の支払いを求めることとなったが、相手方は不倫を否定し、また実家のある地方に転居したことで給与が下がったため養育費はこちらの算定額よりも低い子ども1人につき3万円を提示してきた。
 
相手方は、慰謝料についても希望額よりも低い100万円を提示。学費の支払いについても、給与が下がったことを理由に進学時の双方の収入状況に応じて決めたいと回答してきた
 
相手方弁護士の対応を行い、依頼から5か月で以下に示す結果で合意し、公正証書を作成した。
 
 

結果

養育費は子ども1人あたり月4万円で合意となる。また、慰謝料300万円の支払いに応じてもらうこととなった。
 
学費半分の支払いについても、双方の収入状況に応じて決めることで合意。
 
 

ポイント

元々依頼者は慰謝料を希望してなかったので、弁護士が希望して大学の学費に充てられるようにできたことは成果。
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代表弁護士 竹田卓弘

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