依頼者自身で調停離婚を行い不成立となった案件について、裁判離婚から弁護士が介入することで、希望通りの財産分与を取得することが出来た事例

依頼者  男性 40代  
相手方  女性 50代 パート勤務 
子ども  3人(成人)
原因   性格の不一致
依頼   2020年6月
解決     2022年12月
 

経緯

  • 依頼者は、ご自分で離婚調停を行い、そちらが不成立になり、離婚訴訟を提起したタイミングで当事務所に来所されました。
  • 来所段階で、別居期間は約5年が経過していました。
  •  

対応

  • 子どもは3人とも成人していたこともあり、養育費の請求はなく、離婚の有無と財産分与が大きな争点となっていました。
  • 結果

    • 財産分与の対象となる財産について、依頼者名義の自宅不動産と住宅ローンとの差額(オーバーローン状態)が高額であり、他の資産の合計額より大きかったので、相手方からの財産分与の請求は認められない旨の主張をしていきました。
    • 最終的に、一審の判決では、依頼者の要求通りに、離婚のみが認められ、相手方からの金銭請求は全て退けられた結果になりました。そこで、相手方は控訴を行い、依頼者のDVや不倫の当方有責を主張してきましたが、全面的に控訴審で棄却する形で判決が確定し、離婚することができました。

The following two tabs change content below.
代表弁護士 竹田卓弘

代表弁護士 竹田卓弘

春日井市・小牧市・北名古屋市・犬山市の皆様へ 焦らなくてもいいので心の中にひっかかっているもの全てを吐き出していただけたらと思います。弁護士法人竹田卓弘総合法律事務所(春日井市)には、毎月、離婚問題でお悩みの方がたくさん相談に来られます。離婚にまつわる悩みは様々です。1人として同じ悩みはありません。それぞれ込み入った事情を持っておられることと思います。まずは、お気軽に弁護士にご相談ください。春日井市をはじめとする、地域の皆様のお力になれる春日井の法律事務所・弁護士であることを目指します。 |当事務所の弁護士紹介はこちら
代表弁護士 竹田卓弘

最新記事 by 代表弁護士 竹田卓弘 (全て見る)

状況別・段階別の離婚相談メニュー

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)離婚したいが、できれば相手と直接話したくない(話をするのが怖い、相手が弁が立つ)
  • 相手に弁護士がついた相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  •  
  •  
  •                  調停を申立てたい
  •  

                  調停を申立てられた