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自己破産手続き中の配偶者に離婚請求を行い、離婚が成立した事例
依頼者 女性 50代
相手方 男性 50代
子ども なし
依頼日 2019年10月
解決日 2020年6月
経緯
相手方(夫)と別居を開始して約2週間が経過した後に、離婚をされたいとのことでご相談に来られました。
対応と結果
相手方(夫)は不倫をしており、不倫相手の夫から慰謝料請求で訴えられていました。また、相手方は住宅ローンを払えないことを理由に、東京の弁護士に依頼をして、自己破産の手続きを行っていました。
- 当事務所が依頼を受けた当初、別居後の相手方の住所が不明だった為、東京の弁護士に離婚の申し入れを行いました。
- 相手方は自己破産手続き中という状況もあり、支払い能力がない為、慰謝料請求は諦めました。依頼者の家は、依頼者の親戚名義の土地に、相手方名義の家が建っている状況の為、相手方が自己破産をすると、依頼者の親戚の土地が競売になってしまうか、破産管財人によって処分されてしまう可能性がありました。そこで、依頼者の母親が住宅ローンを肩代わりすることになりました。
住宅ローンの債権者と交渉をして、抵当権の解除を申し立て、遅延損害金分を免除してもらい、返済の利率を下げる交渉をし、住宅ローンの残額を元本に近い金額にしてもらうことができました。結果、依頼者が、相手方から家を買い取る条件で離婚は成立し、住宅は競売にかけられることなく終了しました。
また、相手方の不倫相手に対し慰謝料請求を行いましたが、不倫相手からの反応が無かった為、訴訟提起をしました。訴訟になっても、不倫相手は弁護士を立てませんでした。裁判の中で、不倫相手に支払い能力は無いことが分かり、依頼者の請求が認められる判決を貰っても、依頼者が求める金額は実際には取れないと判断し、20万円の慰謝料を不倫相手が依頼者に支払う内容で和解しました。
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代表弁護士 竹田卓弘
春日井市・小牧市・北名古屋市・犬山市の皆様へ
焦らなくてもいいので心の中にひっかかっているもの全てを吐き出していただけたらと思います。弁護士法人竹田卓弘総合法律事務所(春日井市)には、毎月、離婚問題でお悩みの方がたくさん相談に来られます。離婚にまつわる悩みは様々です。1人として同じ悩みはありません。それぞれ込み入った事情を持っておられることと思います。まずは、お気軽に弁護士にご相談ください。春日井市をはじめとする、地域の皆様のお力になれる春日井の法律事務所・弁護士であることを目指します。
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