当事者が亡くなっている状況で、不倫の慰謝料請求をし、示談が成立した例

依頼者  男性 50代
相手方  男性(妻の不倫相手)
子ども  1人(18歳)
依頼   2019年6月
解決     2021年5月

経緯

相手方(妻の不倫相手)に慰謝料請求をしたいと来所されました。

依頼を受ける半年前、依頼者の妻は相手方の妻へ慰謝料350万円を支払う内容の示談が成立しており、公正証書も作成していました。

しかし、依頼者の妻は離婚協議中に亡くなりました。そこで、依頼者の妻が相手方の妻に支払っていた慰謝料と同額を相手方に請求したいというご相談でした。

対応と結果

相手方にも弁護士が付き、交渉を開始しましたが、値段交渉で長引いていました。そこで、依頼者から早く終わらせたいとの希望があり、100万円で示談が成立しました。

他の対応として、訴訟を起こし、慰謝料の金額を高く提示する方法も考えられましたが、今回は依頼者の希望を尊重し、早期解決を重視することになりました。

ポイント

今回は、依頼者の妻が亡くなっているという特殊な状況であったため、依頼者の希望に沿いつつも、慎重に条件交渉を行わなければならない事案でした。結果、比較的早期に解決でき、依頼者の方にも満足いただけた解決事案でした。

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代表弁護士 竹田卓弘

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