不倫相手の夫から高額な慰謝料請求をされたが、示談金はゼロで済んだ事例

依頼者  男性 40代
相手方  男性 40代
依頼   2021年2月
解決     2021年8月
 

経緯

不倫相手の夫(相手方)から500万円の慰謝料請求を受け、代理人弁護士として間に入って交渉を行ってほしいということで、ご依頼を受けました。

対応と結果

依頼者と不倫相手(相手方の妻)との間に性交渉の事実はなかったため、法律上の不貞行為にはなりませんでしたが、依頼者が示談金として100万円までなら相手方に支払う意思があることを確認した上で、交渉を始めました。

しかし、不倫相手(相手方の妻)と連絡を取り、話を聞いてみると、依頼者の男性以外にも過去に10人以上の男性と不倫関係にあったことが判明しました。更に、そのうちの数名に対しては、相手方が慰謝料請求をし、500万円に及ぶ高額な慰謝料が支払われる内容で、示談が成立していた事実が判明しました。

この事実を受け、依頼者側として目標とする慰謝料額を、100万円から50万円に減額する方向で交渉を始めることにしました。

最終的に、依頼者の妻に対して不倫相手(相手方の妻)が、相手方に対して依頼者が、それぞれ100万円を交換し合うという形で示談が成立しました。

100万円を交換し合うという珍しいケースでの解決となったものの、当初請求された慰謝料500万円は結果として0円にすることが出来ました。

 

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代表弁護士 竹田卓弘

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