一旦無くなった離婚話が再び浮上し、審判離婚に至った事例

依頼者  男性 20代 公務員
相手方  女性 30代 専業主婦
子ども  1名(未成年、2歳)
依頼   2017年7月
解決     2021年6月
 

経緯

  • 依頼者(夫)の不貞が原因で、相手方(妻)より離婚を求められ、来所されましたが、夫婦関係が修復した為、事件終了となりました。しかし、その後、再び関係が悪くなり、相手方(妻)から離婚調停を申し立てられた為、再度来所されました。

対応・結果

  • 相手方より提示された条件は、①財産分与、②養育費、③100万円を相手方に返済することでした。

    ③については、前回(初回来所時)、離婚を前提とした話合いをした際に、依頼者が相手方に、慰謝料として300万円を支払っておりました。しかし、その後、関係修復し、離婚の話は一旦無くなったので、慰謝料300万円の内、100万円が相手方から依頼者に返還されていました。その際、借用書を作成し、依頼者に戻された100万円は、相手方が依頼者に貸したという形を取っていました。③の条件は、その100万円を再び相手方に支払ってほしいとういう主張でした。

    最終的には、借用書付きの100万円は株に入っていた為、相手方に現金では支払わず、財産分与の目録に入れる形となりました。

    養育費は、毎月11万5000円(算定表通りの金額)となりました。

    離婚調停申立から約1年で、調停に代わる審判により終了しました。

The following two tabs change content below.
代表弁護士 竹田卓弘

代表弁護士 竹田卓弘

春日井市・小牧市・北名古屋市・犬山市の皆様へ 焦らなくてもいいので心の中にひっかかっているもの全てを吐き出していただけたらと思います。弁護士法人竹田卓弘総合法律事務所(春日井市)には、毎月、離婚問題でお悩みの方がたくさん相談に来られます。離婚にまつわる悩みは様々です。1人として同じ悩みはありません。それぞれ込み入った事情を持っておられることと思います。まずは、お気軽に弁護士にご相談ください。春日井市をはじめとする、地域の皆様のお力になれる春日井の法律事務所・弁護士であることを目指します。 |当事務所の弁護士紹介はこちら
代表弁護士 竹田卓弘

最新記事 by 代表弁護士 竹田卓弘 (全て見る)

状況別・段階別の離婚相談メニュー

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)離婚したいが、できれば相手と直接話したくない(話をするのが怖い、相手が弁が立つ)
  • 相手に弁護士がついた相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  •  
  •  
  •                  調停を申立てたい
  •  

                  調停を申立てられた