不倫相手への慰謝料請求及び相手方への離婚請求を行い多額の財産分与を行った事例

依頼者  男性 40代 会社員 
相手方  女性 40代 パート
子ども  1人 
原因   妻の不倫
依頼   2020年4月
解決     2022年10月
 

経緯

  • 不倫相手への慰謝料請求及び相手方との離婚をしたいとのことで来所されました。
  •  

対応・結果

  • 慰謝料については、300万円を受け取ることで早期に合意に至りました。
  • 離婚については、来所時に既に別居は開始しており、協議離婚が成立しましたが、離婚後の条件(養育費、財産分与)が争点となりました。
  • 特に財産分与については、相手方が保有している5,600万円の財産が実家から贈与を受けた特有財産と主張していることが本事案の大きなポイントでした。相手方の主張が通れば依頼者が相手方にお金を支払う計算となり、依頼者の主張が通れば、相手方が依頼者にお金を支払う計算になる事案です。
  •  
  • 結果

  • 相手方の特有財産の主張も相手方の保有財産との紐づけが困難であったため、立証が困難な状況でしたので、依頼者の方が有利ではありました。ただ、相手方が実家から贈与を受けたという意識が強いため、なかなか合意に至らなかったため、裁判官に解決案の提示を依頼したところ、裁判官は相手方が実際に実家から多額の贈与を受けていることを踏まえ、財産分与の配分比例を調整することで解決案提示しました。これに両者が同意しました。そして、長男(現 中学生)の将来の養育費(月額9万円)を一括にして支払うことにし、財産分与の金額から相殺しました。

The following two tabs change content below.
代表弁護士 竹田卓弘

代表弁護士 竹田卓弘

春日井市・小牧市・北名古屋市・犬山市の皆様へ 焦らなくてもいいので心の中にひっかかっているもの全てを吐き出していただけたらと思います。弁護士法人竹田卓弘総合法律事務所(春日井市)には、毎月、離婚問題でお悩みの方がたくさん相談に来られます。離婚にまつわる悩みは様々です。1人として同じ悩みはありません。それぞれ込み入った事情を持っておられることと思います。まずは、お気軽に弁護士にご相談ください。春日井市をはじめとする、地域の皆様のお力になれる春日井の法律事務所・弁護士であることを目指します。 |当事務所の弁護士紹介はこちら
代表弁護士 竹田卓弘

最新記事 by 代表弁護士 竹田卓弘 (全て見る)

状況別・段階別の離婚相談メニュー

  • 離婚を考えているが、どう切り出していいかわからない。相手から離婚を切り出されたが、離婚したくない
  • 突然、相手が家を出ていってしまった(弁護士から手紙が届いた)離婚したいが、できれば相手と直接話したくない(話をするのが怖い、相手が弁が立つ)
  • 相手に弁護士がついた相手と話し合いをしている時間がないので、話し合いを任せたい
  •  
  •  
  •                  調停を申立てたい
  •  

                  調停を申立てられた