未就学の間の監護権を妻に渡す条件で子どもの親権を父親が取得できた事例

依頼者 夫 30代後半 自営業
相手 妻 30代後半 主婦
子ども 一人(2歳)
手続 協議離婚
 

経緯

依頼者である夫は、妻が友人たちと頻繁に飲みに出かけ、朝帰りを繰り返すため、離婚をしたいということで当事務所に相談に来た。相談に来られた段階では、依頼者は子どもを連れて実家に戻っていた。
 

当事務所の対応

弁護士の名義で妻に対して内容証明郵便を送ったところ、妻は「子どもは自分が引き取りたい」と申し出てきた。話し合いをして、月に一度のペースで面会をさせていたが、子どもが小学校に入学するまでの幼稚園生の間は、自分が育てたいと申し出てきた。
 

結果

話し合いの結果、親権は父親が持つが、子どもが小学校に入学するまでは、平日は妻が監護者として子供の面倒を見て、土日祝日は夫が面倒を見る形で話し合いが成立した。子どもが小学校に入学するまでは、夫から妻に対して養育費が支払われることになった。
 
依頼から解決まで約1ヶ月のスピード解決であった。
 

所感

依頼者は、自分にとって都合の良い条件だけを提示してくる妻に対して憤りを感じていたが、最も重要視をしていた親権を獲得できるということで条件に応じた。
 

 

当事務所の親権に関わる解決事例

①育児放棄をした母からの親権者変更

②親権者の変更の事例

③未就学の間の監護権を妻に渡す条件で子どもの親権を父親が取得できた事例

④不倫をした妻が、親権を獲得するために、相手の望む金額を払い、早期に離婚した事例

⑤外国人の妻との離婚で親権が問題になった事例

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代表弁護士 竹田卓弘

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